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守備練習におすすめのトレーニンググローブ15選

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昔から、内野守備を上達させるためには、小さめのグローブを使う方がいいと言われることがよくありました。グローブが小さくなれば、当然、捕球することが難しくなるからです。

しかし、最近は内野手でも大きめのグローブを使う機会が多くなっています。なぜなら、大きいグローブの方ががっちりとボールを掴むことができたり、球際の数cmのところでグローブが届くようになる可能性があるからです。プロ野球選手を見ても、昔のように小さなグローブを使っている内野手はずいぶん少なくなりました。

ただし、練習では別です。初めにお伝えした通り、小さいグローブの方が捕球は難しくなります。そこで、守備力UPのために用意されたのがトレーニンググローブです。

今回は、トレーニンググローブの効果やおすすめトレーニンググローブをご紹介します。気になっていた方はこの機会に購入してみてはいかがでしょうか。

目次

トレーニンググローブとは?

トレーニンググローブとは、内野手の守備力UP(ゴロ捕球)のために用意された練習用グローブのことです。ミズノ、ワールドペガサス、久保田スラッガー、ウィルソンなど、各野球用品メーカーでも販売されています。

トレーニンググローブの種類

野球のトレーニンググローブといえば、通常のグローブよりも小さくなったものをイメージする方が多いと思いますが、それ以外にもいわゆる”板グローブ”といわれるタイプもあります。

小さい守備練習用グローブ

通常のグローブの指の長さを短くしたタイプで、いわゆるトレーニンググローブと言われてすぐに思い浮かぶものです。

グローブが小さくなることで、素手の感覚に近い状態で練習できるのですが、グローブが短くなっているので、しっかり捕球面でキャッチする必要があります。通常のグローブの場合、指先やウェブに引っかかっていたような打球は、トレーニンググローブでは捕球できません。つまり、足の運びも重要になってきます。

また、捕球ポケットも浅くなるため、打球に対してしっかりとグローブの面を見せて打球に弾かれないようにする必要もあります。

グローブが小さくなることで、雑なグラブ捌きでは上手に捕球できません。丁寧なグラブさばきが身につきますし、当然、右手を添える練習にもなります。

板グローブ

近年、最も守備が上手いと言われる内野手の1人である源田壮亮も板グローブを使って練習する様子が見られました。

こちらは、通常のグローブを小さくしたトレーニンググローブとは異なり、ボールを掴むことができないようになっており、まさに板を指にはめている感じになります。

源田選手の動画を見ていただくとわかる通り、板グローブはグローブの出し方と、握り変えの練習を目的としています。いわゆる”当て取り”をイメージしていただくとわかりやすいと思います。

源田選手の動画をみると動きが非常に滑らかで、板グローブにボールが当たるとの、右手に握り変えるのが流れるように美しく行われているのがわかると思います。

球出し握り変えに特化して練習したい方は、こちらの板グローブを試してみるといいでしょう。

トレーニンググローブの効果

トレーニンググローブの効果は、当然守備力UPになりますが、単純に捕球が上手になるだけではなりません。小さいグローブを使うなら、しっかり足も運んで腰を落とす必要があります。つまり、足も使わなくてはいけません。

また、グローブが小さくなるので、ボールから目を離してしまうと簡単にトンネルしてしまいます。板グローブなら尚更です。

当然ですが捕球だけで終わることはありません。スローイングまで含めた守備練習です。トレーニンググローブを使用することによって、ボールの握り変えも練習することができます。

つまり、グローブを小さくしたり、板状にすることによって、内野守備練習の”基本”をより忠実に取り組むことができるようになります。

トレーニンググローブは応用練習のように見えますが、実は基本練習のための野球ギアと言えるでしょう。

  • 守備力UP
  • 素手のような感覚で練習できる
  • グローブの芯で捕球できるようになる(グローブの指先やウェブでは捕球できない)
  • 丁寧なグラブさばきが身に付く(グローブが小さいので雑なハンドリングでは弾いてしまう)
  • 足の運びも意識する必要がある
  • 握り変えの練習ができる

トレーニンググローブの使い方

通常のグローブをトレーニンググローブに持ち替えて練習します。

いわゆる小型タイプのトレーニンググローブの場合は、通常通りのノックを受けても良いでしょう。ただし怪我をしないように、弱い打球から始めるのが良いでしょう。

先にもお伝えしている通り、トレーニンググローブはゴロ捕球の基礎トレーニングと言えます。難しい打球、強烈な打球を取る練習ではなく、グローブのさばき方、打球への足の運び方、ボールの握り変えなどの練習を行うことを意識しましょう。

また、板グローブの場合、初めはゴロを投げてもらっても良いでしょう。板グローブの出し方が悪いと、顔に向かって打球が跳ね返ってしまうなど、怪我の危険もあるからです。

グローブの出し方(面の向け方)、球出し・握り変えのタイミングなど、徐々に練習してからノックを打ってもらうと良いです。

守備練習におすすめのトレーニンググローブ9選

おすすめの板グローブはこちら

ミズノのトレーニンググローブ

ミズノのトレーニンググローブは、ポジション別に設計された3種類(オールラウンド、内野手、外野手)が用意されています。

硬式用 グローバルエリート トレーニング(オールラウンド)」

硬式用 グローバルエリート トレーニング(内野手用)」

親指と小指は長めに残してあることで、トレーニンググローブから通常のグローブに持ち替えた時に違和感が少ないような設計になっているのが特徴。

硬式用 グローバルエリート トレーニング(外野手用)」

ただグローブを小さくした他だけではなく、外野手用のためのトレーニンググローブ設計になっている。人差し指も長く残しているのが特徴。

久保田スラッガーのトレーニンググローブ

KSG-PROB

久保田スラッガーのトレーニンググローブは、プロ野球OBクラブと共同開発したものです。ポケットの芯でないと上手に捕球できない構造になっています。硬式、軟式兼用で少年野球からプロ野球選手まで利用されています。普段から久保田スラッガーのグローブを使用されている方にはこちらがおすすめです。

ワールドペガサスのトレーニンググローブ

硬式 グランドデビルトレーニング用

人気野球YouTuber「トクサンTV」とのコラボで開発されたトレーニンググローブです。

トレーニンググローブでありながら、ウェブ下と中指・薬指下の2箇所にポケットがあり、通常の内野手用グローブと違和感がない設計になっています。

ウィルソンのトレーニンググローブ

ウィルソンのトレーニンググローブの特徴は、通常モデルをベースに設計されていることです。トレーニンググローブから通常のグローブへ変えた時の違和感がなく、”練習のための”ではなく”試合(実践)のため”に作られています。

トレーニング用グラブ Try Hard DUAL D5

こちらのトレーニンググラブは、通常のグローブのDUAL D5型をベースに作られたものです。普段DUAL D5型のグローブを使っている方には違和感なく使用できるのでおすすめです。

トレーニング用グラブ Try Hard DUAL D6

こちらのトレーニンググラブは、通常のグローブのDUAL D6型をベースに作られたものです。普段DUAL D5型のグローブを使っている方には違和感なく使用できるのでおすすめです。

ゼットのトレーニンググローブ

アシックスのトレーニンググローブ

内野手の握り変えを極めるためにおすすめの板グローブ6選

久保田スラッガーの板グローブ

KSG-FGS

ローリングスの板グローブ

ローリングスの板グローブはメジャーリーガーが練習で取り入れている野球ギアです。キャッチャーミットのように親指と小指部分位芯が入ってやや盛り上がっているため、補球面以外で打球を受けると、思わぬ方向に弾いてしまします。つまり、捕球面を確実に使う練習が可能です。

アトムズ(ATOMS)の板グローブ

キャッチターゲット

こちらは、グローブを作る際に出る端材を使用して作られた環境にも配慮された板グローブです。指を固定する部分の調節が可能なため、硬式・軟式・少年野球でも使用可能です。

ジームス(Zeems)の板グローブ

湾曲トレーニンググラブ

カワイスポーツ
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ジームスといえばYHモデルが人気になりました。こちらは捕球面が非常に浅いことが特徴で、まさに当て取りグラブです。そんなジームスから出ている板グローブは他のメーカーと異なり、湾曲していることが特徴です。この湾曲により、通常のグローブと似た感覚で使用できることがメリットです。

フィールドフォースの板グローブ

キャッチングマスター

キャッチングマスターはと他の板グローブとの違いは、柔軟性があり若干握れるようになっているところです。 握ることができない板グローブだと、いわゆる”当て取り”の練習になってしまいますが、キャッチングマスターは柔軟性があるため、実践向きのハンドリング練習が可能になります。

SKLZ(スキルズ)の板グローブ

ソフトハンズ

こちらは他の板グローブと使用方法や効果は同様ですが、素材がポリエチレンとなっており、価格も非常にリーズナブルです。板グローブを試しに使ってみたいという方はこちらがおすすめです。

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